2021/05/05
昭和な吊り下げ照明を取り替えたい
15年ほど前に中古購入した我が家。入居前にリフォームしたけど、2階のベランダ前の板間は手をいれなかったので、照明も昭和レトロなペンダントがそのままだった。

なかなか可愛らしいけれど、この板間は物置のように使っているので、物を出し入れするときにすぐぶつけてしまう。スイッチの位置も使いにくい。そこで、流行りの人感センサー付き薄型シーリングライトに付け替えることにした。
引掛シーリングなので、そのまま取り付けできそうに見えるが、落とし穴がある。
角形シーリングには 2 種類あり、昭和中期ごろまでの建物の角形引掛シーリングに薄型シーリングライトを取り付けるにはアダプターが必要なのだ。
2種類の引掛シーリング
角形引掛シーリングには、2種類ある。下の写真のように配線の一部やネジが露出している古いタイプと、それらが隠れて表面が平らな新しいタイプだ。
吊り下げ式の照明の場合は問題ないのだけど、薄型シーリングライトの場合、背面もフラットなので古い形式だとネジがぶつかり、引っ掛け金具がはまらない。そこで増改アダプタの出番だ。増改アダプタをつけて新しいタイプと同じ形に変換する。

増改アダプタには何種類かあるが、使用するのは、1 型。他の種類は使えないので注意。
また、このアダプタはシーリングライトの近くには置いてない。大抵、電設工事部品のコーナーにある。家電量販店によっては置いていないこともあるので、ホームセンターで店員に聞いたほうがいいかもしれない。(ヨドバシでは見つけられなかった)
ちなみに今回取り付けした器具は以下の通り。
・アイリスオーヤマ LED 薄型小型シーリングライト人感センサー付き SCL60MS-UU
・Panasonic 引掛シーリング増改アダプタ 1 型 WG 4481PK

なお、増改アダプタは 300 円くらい。
古いシーリングを新しいタイプに変えることもできるけど、引掛シーリングの取替は電気工事の資格が必要なので、電気工事店に頼まないとできない。そうすると、1 個取り替えるにも 5000 円以上かかってしまう。
リフォームのついでに全部交換しておけばよかった。
パッケージ内容
それぞれの中身は以下の写真の通り。
シーリングライトには、角形用、丸型用のスペーサーがついている。
増改アダプタには、本体の他にもパーツが入っているけど、使うのは本体のみ。

取り付け
取り付け手順、といっても、増改アダプタをつけたらシーリングライトをつけるだけなので、何も難しいことはない。
ただ、そのままだと、根本に隙間が開いてしまうので、取り付け場所によってはスペーサーをつけたほうが見栄えがいいかもしれない。ライトの裏に埃が溜まるのを防ぐ役割もある。

スペーサーをつけるときは、天井のシーリングに増改アダプタをつけた状態で取り付けするより、シーリングライト側に増改アダプタをつけて天井に引っ掛けた方がやりやすかった。

完成

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