【札幌冬遊び】スキージャンプの大会に行ってみた

ski jump at okurayama sapporo ぶらり
大倉山 スキー ジャンプ

訪問日 : 2020/02/08

友人から招待券をもらったので、第31回 TVh 杯ジャンプ大会を見に行きました。
札幌に来て初のジャンプ観戦です。

大倉山シャンツェ ? 大倉山競技場 ?

今回の会場は、大倉山。冬季アジア大会やワールドカップなどの国際大会も開催される会場です。
大倉山競技場と言われたり大倉シャンツェと呼ばれたりするんですが、 「シャンツェ」はドイツ語で「ジャンプ台」の意だそうです。
Wikipedia によると、1931年にホテル オークラ創業者である大倉喜七郎が、私財を投じて建設した ”大倉シャンツェ” が基になっていて、それでジャンプ台がある山の名前も ”大倉山” になったのだそうです。
札幌冬季オリンピック (1972 年) の 40 年前からあったなんて驚きです。

そんな由緒ある競技場ですが、何度も改修しているので施設はきれいでした。今大会中も一部施設工事で使えなかったのは残念でしたが、まだまだ進化していくようです。

併設の ”札幌オリンピックミュージアム” には、スキージャンプや、アイスホッケーのゴールキーパー、クロスカントリーレースなど 6 種類のウィンタースポーツのシュミレーションが体験できるそうなので、次回はミュージアムにも遊びに来たいです。

会場のようす

The 31st TVh Cup Ski Jumping

私が会場に着いたときは、第31回 TVh 杯ジャンプ大会 ラージヒル (HS 137)の開会式が終わった直後でした。外国人観光客の姿も見えました。昨日の吹雪で新雪に覆われた大倉山は明るくて開放的で気持ちがいいです。

View from Standerd area
スタンダードエリアの端から全体を見渡す。

下から頂上を一直線に見渡すとやっぱり迫力です。
高さもそうだし、山頂まで思ったより遠い感じです。この高さと距離を滑って飛ぶんですね。

あちこちに立っている旗には、選手の名前が書いてあります。
右側の垂れ幕がかかっている段々の部分には人がいるのが見えます

ここから頂上までのぼっていけるんでしょうか。夏に三角山から尾根伝いに大倉山頂上まで歩いて展望台に降りたことがありますが、下からは登ったことがないので、大会のない日に登りにきたいですね。

ちなみに、右手のビニールテントは仮設休憩所。中には大きなガス ストーブと椅子テーブルが設置されていて暖が取れるようになってます。
キッチン カーも2台出ていて、軽食を提供していました。
※ 奥の建物が工事中のためだと思います。

トイレは、この写真には写っていませんが、手前の 札幌オリンピックミュージアム が併設された建物の中にあります。

エキサイティングゾーン付近の動画

View from Exciting Zone
エキサイティング ゾーン - かぶりつきからの眺め(競技終了時)

もっと近くで見たい

着地点付近からは全体の様子が見渡せてワクワクしますし、ランディングゾーンには巨大なスクリーンに飛行中の選手の様子も映し出されます。
着地した時の選手の様子もよく見れて臨場感満載です。
でもでも、飛んでる選手が豆粒サイズなのです。。。

せっかく来たんだからもっと近くで見たい !

というわけで、右側の垂れ幕がかかっている段々の部分を目指して、登ってみました。

Uphill 2
足元は新雪でふかふかです。

新雪に足を取られながら段々の部分に登って、着地点から K 点付近まで来ました。テレビ中継の画像のような景色が見えてます !
カメラを構えている人や応援団の人たちも見えますので、かぶりつきは遠慮して、ちょっと離れて観戦。

ここからは、スタートの様子は木々に隠れて見られませんが、テイク オフしてからの滑空の様子がよく見えます。

少し登った場所から – 第31回TVh杯

みんなかっこいいです ! 
大学や実業団のスキー部に混ざって、下川商業高校の選手が何人もエントリーしてました。高校生がんばれー !

応援しているうちにさらに近くに行きたくなってきました。
分岐まで戻って、さらに上の段を目指します。


ここまで近くに来ると、選手が滑空している間、ゴォーッ と飛行機が飛んでいるときのような音が聞こえます。
ジャンプの瞬間、アナウンサーが「テイク オフ」というのですが、本当にこの数秒間、選手は飛行機になっている感じです !

それと、着地の時もバランスとるのがすごく大変そうになのに気が付きました。
風があると怖いだろうなぁ。

風といえば、風が強いほど体感温度が低くなると聞いたことがあります。11時頃の気温は -7℃でした。頂上はもう少し低いはずです。そして大会記録を見ると、時速 86 ~ 90 km/h と書いてあります。
この条件で体感温度計算サイトで計算してみると、体感温度 -28 ℃ !!

ジャンプの選手は、時速 80km/h、体感温度 -25 ℃ 越えの状態で、数秒間とはいえ、あのフォームを維持して飛んでいるんですね。
すごい筋力です。

K-Point Ski Jumping
スタンダード エリアから K 点付近を見下ろせる場所まで登ってきました !

この飛行機みたいな音はうまく録れていませんが、この位置から見た、葛西紀明選手の飛行をご覧ください。
長野オリンピックを TV で見た時もフォームがきれいだと思いましたが今も変わらずピシッとしたきれいな飛行姿です。
20 年近くトップクラスを維持するのは本当にすごいです。

表彰式

すべての選手が飛び終わったら、ランディング ゾーンで表彰式。
観客に混ざって報道陣もたくさんいたんですね。

Ladies Top 3
女子トップ 3

左から
2 位 岩佐明香 選手
1 位 重野美咲 選手
3 位 小林諭果 選手
女子選手かわいいです。

Mens Top 6
男子上位 6名

左から
2 位 伊東大貴 選手
1 位 岩佐勇研 選手
3 位 渡部陸太 選手
4 位 葛西紀明 選手
5 位 渡部弘晃 選手
6 位 栃本翔平 選手
男子もイケメン揃いですね。

ジャンプ大会を見終わって

前日に積雪があり、たまに小雪がちらつくけど、ほぼ無風の晴れといいう、おそらく良いコンディションの日だったと思います。
そのためか大会進行が順調で、男女 1 本目、2 本目あわせて約 100 本のジャンプがあっという間に終わった感じです。(11:15 開始、12:40 終了)

オリンピックの TV 放映で何度も見たことはありましたが、ジャンプは生で見てもとっても楽しかったです。
ジャンプは試合進行が速いし、結果もわかりやすいので詳しく知らなくても見ていて面白いです。
スキーは長期間活躍する選手が多いのか、聞いたことのある有名な選手が現役で活躍しているのも嬉しかったです。
この大会で名前を覚えた若い選手たちのこれからの活躍も楽しみです。

それから風と音の豪快さ ! 感動しました。近くで見てわかることってホントにたくさんありますね。

Okurayama Stadium entrance
雪の大倉山競技場エントランス

札幌は冬になると毎週のように大会がありますし、今年も 3 月末まで大会があるようなので、ぜひ札幌ならではの冬の観光のプランの一つとしてスキージャンプの観戦をお勧めしたいです。
※ 大会の入場には別途チケット料がかかります。

観覧の服装についてですが、段々に登らなくてもスキー ウェアっぽい防寒着 + 帽子、ブーツをお奨めします。
山の天気は変わりやすいですし、日が陰って風が吹くととんでもなく寒くなります。
屋外なので、特に足元の防寒 (ブーツ + 防寒中敷きを入れる等) をしっかりして行きましょう。
今日は何を考えていたのか、ボア ブーツは履いていたものの、ロングのタイト スカートという完全に街歩きな、山をなめた服装で出かけてしまって会場に着いて反省。とても動きにくかったですし、天候が急変したら凍えてたと思います。

Temperature at the end of the tournament
閉会式が終わった、13:13 の気温。

会場までのアクセス

大倉山シャンツェの最寄り駅は、地下鉄東西線 円山公園駅です。
競技大会の日は、駅のバスターミナルからシャトル バスが運行されます。
競技場までは、駅から 3 ㎞。ずっと登り坂だし冬は歩道が雪で埋まっているので、バスを逃したらタクシーを使うことをお奨めします。

Shuttle bus timetable
2020 年 ジャンプ大会 シャトルバス時刻表